私はオランダの印象派画家のゴッホの絵画が好きで、特に、1889年に描かれた『星月夜』が大好きです。
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ゴッホの展覧会にはたびたび足を運んだ |
ニューヨークの近代美術館に本物の『星月夜』が所蔵されていることは知っていますが、そこまで行く時間&金銭的な余裕はありません。
しかし、ゴッホの絵の雰囲気が本当に好きなので…
2005年に東京国立近代美術館で開催された「ゴッホ展 孤高の画家の原風景」をはじめ、2010年の「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」(国立新美術館)、「オルセー美術館展2010-ポスト印象派」、2016年の「ゴッホとゴーギャン展」(東京都美術館)、2017年の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」(東京都美術館)と、ゴッホを扱った美術展・展覧会は、出来る限り観に行くようにしてきました。
もちろん、『星月夜』が、ゴッホがサン=ポール療養院に入院している期間に描かれた作品・絵画であることも知っています。
ゴッホは、耳の自傷行為を行った1888年に、自分の精神が病んでいることを自覚して、1889年にサン=ポール療養院に入院したそうです。
そして、入院後、自分の部屋の東向きの窓から見える、(療養院がある)村の夜明け前の 風景を描いた作品が『星月夜』ですね。手前に大きく描かれているのは糸杉で、キャンバスの上下にとても大きく表現されています。海外では、この糸杉には、天国・死・墓地の木の意味があるそうです。
『星月夜』で描かれた風景はゴッホの記憶を基にしたコラージュだった
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『ローヌ川の星月夜』にもゴッホの特徴があらわれている |
空には青い星空が広がっていますが、星々と夜空は、ゴッホの独特かつダイナミックな筆致で描かれています。また、その不思議な渦を巻いているような星空の下では、遠方に山々が、そして、手前には槍先のような塔が上方に伸びている教会と、それを取り巻くように村の家々が表現されています。
作品を描いた当時のゴッホの精神状態が『星月夜』の作風に反映されたことは明らかだと思いますが、描かれた風景自体は実際に存在したものではなく、画家の過去の記憶がコラージュされたものなんだそうです。
だけど、私は、このブルーを基調とした作品の、不思議な雰囲気・印象が本当に大好きなんです。
それで、最近はアートパネルという、壁にパネルを掛ける形式のアートが流行しているということなので、ゴッホ作品のアートパネルがあれば、もちろん複製画なんでしょうが、居間に飾りたいんですが、そういうものはあるんでしょうか?
ゴッホ作品を画題とした複製画・模写のアートパネルを探す
本当にゴッホの作品が好きなんですね。
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ゴッホのアートパネルも手描きの方が味わいがある |
本物のゴッホ作品のアートパネルは存在しませんが、ゴッホ作品を画題とした複製画(模写)のアートパネルを購入することは可能です。
アートパネルとは、木枠パネルに貼り付けた絵画(キャンバス、画布)を室内の壁に吊り下げた上、それを鑑賞すするアというもので、壁掛け、ウオールアート、ファブリックパネルなどとも呼称されます。
なお、アートパネルにはプリント(印刷)されたものと手描きのものが存在しますが、プリントされたものが安価である一方、画家が肉筆で描いた手描きのアートパネルには、手描きならではの深みや味わいを楽しめる作品となっています。
それで、ゴッホ作品の筆致や雰囲気、そして、画家の作品の独自性が好きで、『星月夜』をはじめとするゴッホ作品をテーマにしたアートパネルを購入する場合、正直、プリントされたものだと味気なかったり物足りなく感じたりしますので、手描きアートパネルをおすすめさせていただきます。
例えば、下記の販売業者(Yahoo!ショッピング)は、現在、1200種類以上の図柄の手描きアートパネルを扱っていて、すべて、画家による手描きです。
手描きとなると「実際にどんな出来栄えになるのか」が心配になりますが、この販売業者の商品ページでは、今までに注文があったアートパネルの出来栄え画像(製作例)が掲載されているので、運がよければ、ゴッホ作品を扱ったアートパネルの、大体の出来栄えを注文前に知ることができます。
また、出来栄え画像が掲載されていないアートパネルの場合でも、似た図柄のアートパネルに出来栄え画像が掲載されていれば、その画像から、大体の出来栄えの目安を知ることができます。
おすすめのアートパネル
ゴッホ作品を画題としたアートパネルということですので、今回は4つのアートパネルをおすすめさせていただきます。
ゴッホ『星月夜』![]() |
ゴッホ『星月夜』は4枚組で、ゴッホがサン=ポール療養院に入院している時期(1889年)に描いた作品『星月夜』を画題とした複製画のアートパネルです。下記を含めすべて手描きの作品であり、販売ページでは、これまでの画家による製作例が掲載されています。 |
ゴッホ『花咲くアーモンドの枝』![]() |
ゴッホ『花咲くアーモンドの枝』は、ゴッホが引き続きサン=ポール療養院に入院していた1890年に描かれた作品です。ゴッホの弟テオ(パリ在住)と妻ヨーの間に子供が生まれ、そのことを喜んだ画家がお祝いの意味を込めて制作した作品の複製画アートパネルとなり、4枚組の作品となります。 |
ゴッホ『花咲くアーモンドの枝Ⅱ』![]() |
ゴッホ『花咲くアーモンドの枝Ⅱ』 は、画題は上のゴッホ『花咲くアーモンドの枝』と同様ですが、中央のパネルが一番長く、左右に広がるに連れ、両側のパネルが2段階に分けて短くなっている5枚組の作品となっています。 |
ゴッホ『ローヌ川の星月夜』![]() |
ゴッホ『ローヌ川の星月夜』は、ゴッホがアルルに滞在していた時期(1888年)、黄色い家から徒歩数分の距離にあるローヌ川岸からの眺望・夜景を描いた作品の複製画アートパネルです。5枚組で、形式は上の『花咲くアーモンドの枝Ⅱ』と同様になります。 |
上記の作品の他、この販売業者(Yahoo!ショッピング)は1200種類以上の図柄の手描きアートパネルを扱っていますので、下記リンク先の作品リストを確認した上で、好きな図柄のアートパネルを注文・購入することができます。